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黒後家蜘蛛の会
2007年 05月 29日 (火) 17:01 | 編集
今回だけはつまらんこと書いて退屈させたくない。
でも語らずにはいられないこの小説の魅力を端的にやります。

いまアイザック=アシモフ黒後家蜘蛛の会にハマっている。
(話のスジは、こちらを参照もしくはネット検索してください。)
アシモフといえばSFだが晩年を通して半分趣味で書いていた、
1話完結の推理小説。

トリックは推理というよりパズルの味わいだが、
機知に富んで得意のブラックユーモアが小気味よい。
しかし、わたしが最もぐッときた点は、
謎を解く人物がイタ飯屋の給仕ヘンリーであるところだ。

今朝2巻→1巻の第一話を読んでめちゃめちゃ驚いた。
第一話の謎、犯人はヘンリーだった!(問われるのは犯人ではない)
しかもごっつええ話。こんなトリックははじめてだった。
なるほど、アガサ=クリスティーもやってない。

客商売、とくに飲食店のサービスはアホではできん。
IQだけ高くてもだめだ。人間や状況の冷静な観察力と分析力、
迅速な判断力、そして誠実さ「思いやり」が必要だ。
これをそつなくこなす人物こそわたしの憧れ。
確かに、探偵にはピッタリ。
そして、レストランの会食とは極めて人間くさい場面。
SF作家が描く給仕探偵、スバラシイことだ!

そしてアシモフ本の楽しみは、
作者による前書き&解説がついているところ。
ひとつひとつのアイデアがどこでどう生まれたか、なぜ書いたか、
読者の指摘により修正を加えるなどその後のエピソードも、
アシモフという人の人柄がうかがえてつい笑ってしまう。
ずいぶん聞き上手な人だったに違いない、
友人知人だけでなく、自分の心の声さえも。

ホームズを愛しクリスティーに憧れたアシモフ、ありがとう。
大衆ミステリファンがまた極上の楽しみを見つけたよ。


↓ファンによる紹介。男の人は分類がうまいなあ。
黒後家蜘蛛の会 Steps to Dolphin Logic
http://www.fuchu.or.jp/~d-logic/jp/books/black_widowers.html

ヘンリーくん 60代にして皺がなく歳を感じさせないヘンリー


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